何かを失敗した時、「こうしておけば良かった。」と後悔することはありませんか?

私は、度々あります。

些細なことから、重大なことまで、後悔したことがあります。

先週末、主人の伯父が亡くなりました。

おととい通夜、昨日は葬儀が執り行われました。

まさか、こんなに早く亡くなるなんて正直思っていなくて、後悔しています。

その式の終わりに伯父の長男が言いました。

「親子でお酒も飲めなかった。それから、田んぼの仕事のしかたを、まだ教わっていなかったし、庭木の手入れの仕方も教わっていなかった。後悔している。」と。

本当にそうだな、と私自身も考えさせられました。

自分は両親からまだ教わっていないことがあるのではないか。

主人の両親からもまだ教わらなければならないことが沢山あることにも気づきました。

そして、親孝行もしたいし、思い出も沢山作りたい。

死に向き合う時には、いつも思うことではありますが、

「後悔しないように生きる。」

やっておけば良かったは、出来るだけ少ない方がいいです。

私が大好きな言葉があります。

108歳で亡くなった彫刻家、平櫛田中さんの

「今やらねば、いつできる。わしがやらねば、だれがやる。」

100歳を過ぎてからも30年以上は彫刻ができるように木材を用意していたそうです。

情熱と信念をもって人生を全うした平櫛田中さんのようにはなかなかなれないでしょう。

でも、せめて、くじけそうになったらこの言葉を思い出して、私も後悔しないように生きたいです。