学校に行きたくても行けない子どもの場合、お母さんはどのようなサポートをしたらいいでしょうか。

本人の気持ちが学校に行きたいなら、そして行動に移せるだけの気力、体力が整っていたら、本人と話してみてください。

何が出来て、何が出来ないか。

例えば、徒歩で行くのが嫌だとか、皆んなと同じ時間の登校が無理とか、クラスにはいられないけど保健室なら大丈夫とか。

出来る、と思われることがわかったら、周りの環境を整えてください。

もし、保健室登校なら担任の先生、養護の先生方に話をして保健室登校から徐々にクラスに入って行けるように段階的に慣らして自信をつけていくようにサポートしてもらってください。

もし、学校に行くこと自体がまだ無理で、でも、行きたい気持ちがあるなら、皆んなが下校した後で担任の先生に協力してもらい登校だけしてみたり、それも無理なら宿題だけやってみるとか、小さなことから、出来ることから始めて欲しいです。

小さなことから、出来ると思えることから少しずつ始めていって不安や恐怖を減らしいき、自信をつけて欲しいです。

でも、出来る、と言ったことや約束したことが出来なくても責めないであげてください。

挑戦した気持ちを褒めてあげてください。

せっかく湧いた頑張る気持ちに蓋をしないように、声掛けしてあげてください。

「今回は上手くいかなかったけど、頑張ったのはとても偉かったよ!」とか、「やる気になってくれたこと、お母さんは嬉しかったよ!」という頑張ったことを認めて褒めてあげて欲しいです。

そんな風にお母さんも言えたらいいですが、せっかく先生方に依頼したり、環境を整える用意をしてきたのに、上手くいかなくて、お母さん自身ががっかりしたり、怒りが湧いてきたら、どうしたらいいでしょうか。

また、次回お話しますね。