学校に行かないまま卒業を迎える君へ

卒業おめでとう、と言われも

複雑な気持ちになってしまうよね…

そうだよね

そんな晴れやかな気持ちになんかなれないよね

だって君はあの日から

もう時が止まってしまったように

まだ暗やみにたったひとりでいるんだものね

友達や仲間、まわりの人たちは

景色や環境がどんどん変化していて

君は君だけが取り残されたような気持ちになっているのでは?

外からみたら、そう見えるかもしれない

でも、

本当の君は、もの凄く変化しているし

成長しているんだよ!

君はこの辛い時期を過ごすことで

色々学んだよね

どんな言葉が人を傷つけるか

どんなことが人を追い込むか

本当に沢山のことに気づいたし

沢山のことを考えたよね

君はその小さな心と身体で

全部学んだんだよ

普通の大人の一生分くらいに

頑張ったね!!

偉かったね!!

たったひとりでそれを学んだんだから

胸を張っていいよ!

自分を褒めてあげてね!

君は本当によく頑張ったよ!

沢山頑張って

いつか君がもういいや、って

そしたら

君のタイミングで

また歩き出したらいいよ

君が

好きで得意なこと

楽しくてたまらないこと

時間を忘れるくらいに没頭出来ることに

出会えたら良いね

どうやって生きていくかは

それを見つけた後で考えればいい

今は卒業おめでとう

学校に行っても行かなくても

君は君の学生という時間を頑張ったから

ちゃんと卒業したよ

だから卒業おめでとう!!