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ずっとずっと私の願いだった、
重度障害のある方たちへ施術することが叶いました。
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リフレクソロジーの仲間たちのおかげで願いが叶いました。
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今回はリフレクソロジーの仲間とペアで施術させて頂きました。
(リフレクソロジーの仲間たちはもう10年間ボランティアを続けて来られています)
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肢体不自由で強張り固まった身体、捩れて同じ方にしか向けないお顔が、ボディプロセスをしていくとほんの少しだけ動き、曲げていた腕を伸ばしてくれました。
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生まれつき眼球がないので見ることもできず、言葉も話すことは出来ませんが、
私たちが話すことに何か反応をしてくれます。
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私はボディからメッセージを受けとれるので、
「どこに行きたい?海?川?山?」と質問したら
「ヤマ」と山のビジョンを見せてくれました。
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かつて、一度山に連れて行ってもらったことがあるそうで、
そのときの感覚が忘れられなかったのかもしれません。
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また別の女性は、私の仲間が自分のために話してくれているのを知り、施術していた仲間の頭を自由ではないその手で撫でてくれるという出来事がありました。
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頭を撫でられた仲間はその優しさに感動してその場で泣いてしまうほど。
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彼ら彼女らも言葉では伝えられないけれど、伝えたい想いや感情があります。
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そばにいてくれる介護士さん達はそれを微細な表情や身体の反応で受けとり尊敬するほど素晴らしい介護してくださっていていますが、
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もし、私たちボディの声が聞ける人が沢山いたら、可能性はさらに拡がるかもしれません。
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今回、リフレクソロジーの仲間やその先駆けを作ってくださった師匠さん、また受け入れてくださった施設の皆様のおかげでこのような幸せな時間を過ごすことが出来ました。本当に感謝です!!
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いつかやる、と決めていた夢が実現できたので、これからは無理なく続けていけたらと思っています。