土曜日御殿場で、「みんなの学校」上演会と木村泰子さんの講演会場、ディスカッションがありました。
「みんなの学校」は大阪府立大空小学校のノンフィクションです。
まず驚いたのが、公立の小学校であること。公立の小学校であんなに愛情をもって生徒達に接してくれていることに驚きました。先生方の顔も皆とても活きいきしていました。大変でも、とても楽しそうでした。
また、発達障害やそれまで登校が出来なかった生徒達が沢山いました。その生徒達が学校に居られるのは先生方も生徒たちもどうしたらその子が安心して居られるかを常に考え行動しているからなのです。
例えば、子ども同士がトラブルを起こした時に先生はどちらがどうかジャッジしないで、どうしてそうしたか理由を聞いてお互いがあとに残らないようにしています。
何か悪いことをした時な何故それをしたか理由を聞き、駄目なことはその理由を教えて諭します。
素晴らしいことはがりで、感動し過ぎて見終わった後は放心状態でした。
講演会もまた素晴らしかったです。
大人が偏見をなくして受け入れる態度を示すことで、生徒達も偏見をなくし、受け入れるようになること。
障害は個性。治すものではない、個性を伸ばすもの。
友達が尊重してくれる。人と人が尊重し合えば誰も困らない。
人にとって一番大切なものは「平和」であり、となりにいる人を大切にしたら世界中が「平和」になる。
私は感動し過ぎて、涙と鼻水が止まらなくて困りました。
ディスカッションも色々な立場の方の意見が聞けて面白かったです。それに、こんなにも真剣な人達が沢山いてくれる事がわかり、力強く思いました。
障害や不登校、様々なハンディがあっても隔たりなく、その子がその子のままで居られる安心安全な居場所を学校に作ることで、一緒に学べる。それをすることで、先生も生徒達も人して成長できる。それが後に社会に出ても活かされていく。
私が願っているように、そう考えてくれる方が多かったこともとても嬉しかったです。
これだけ多くの人が力を合わせたら、今の学校を変えられるかも。社会をも変えられるかも、そう思ったらまた勇気が湧いてきました。
私は私が今出来ることを頑張ります。
そして、いつかそんな学校に変わったことを見てみたい!
もしくは、創る!
そのためにも、私が出来ることはなんでもします。