先日、親戚が3年間の闘病生活を経て43歳の若さで天国へ旅立ちました。ご主人と一人息子を残して。

愛しい家族を残して、彼女がどんな想いでこの世を去って行ったのかと思うと胸が苦しく、ただただ悲しくて…。

しかし、葬儀の中で彼女の人生が喜びや幸せに溢れていた事を知りました。それは大勢のママ友達の存在。弔辞でそれを語ってくれました。ママ友、子供達で出かけた沢山の思い出、また旅行の計画を立てていたこと、彼女が中心にいて慕われ頼りにされていたこと、企画が得意だったこと。そこには私の知らなかったキラキラとした彼女がいました。

弔辞の最後に「貴女の息子は私達みんなで育てるから安心して下さい。貴女は天国に行ってしまったけど今年も息子を連れて色々なところに遊びに行きます。いつか可愛いお嫁さんを連れてくるまでみんなでしっかり見守っていくから安心して下さい。」と宣言してくれたのです。

そんな風にママ友に言わせた彼女の人生は短かったけれど、仲間に恵まれ家族に愛され幸せな人生だったと思います。

もし今、生きることを諦めている人がいたら人生にはいつか必ず終わりが来ます。その時に、喜びがあるいい人生だったと思える人生であって欲しい。

何も楽しくないし、喜びなんてない。それなら、誰かを楽しませて喜ばせて、誰かのために生きてみてはいかがでしょう。それがいつか貴方の喜び楽しみになり、幸せな人生になっていく、私は信じています。

彼女の分も私はしっかり生きていこうと思います。やり残したことがないよう、出来ることは今やる。こうしておけば良かったと後悔しないように、幸せな人生だったと思えるように。

どうか彼女が天国でますます幸せでありますように。

彼女の残された家族に沢山の幸せがありますように。

そして皆様の人生にも沢山の幸せがありますように!!